燕三条のモノ作り～爪ヤスリ編

前回に続き、再シリーズ「モノ作りの町　燕三条」を。しばらく、このシリーズを続けたいと思います。
今回はメディアで紹介されることも多い柄沢ヤスリさんです。この会社も燕市にあります。爪ヤスリがメディアに紹介されているのを見かけたことがありませんか。
こちらでは爪ヤスリの目立てを、この道60年の96歳のベテランが専属ですべて手掛けているんです。
彼女にしかできない熟練の技術で作った爪ヤスリは、まず切れ味が違うそうです。
以下、HPより抜粋
「ヤスリの命が上目です。ヤスリにとって一番大事な切削作用を担います。
その上目の荒さ、深さ、下目とかみ合うかどうか、すべてを試行しながら90歳のベテランが決めていきます。
ヤスリの切れ味は上目の切れ具合で決まります。
以前、忙しいときに臨時でほかの職人が目を立てたことがありました。しかし、すぐにお客様から「目立て職人が変わっただろう」とクレームが来ました。
彼女の切った目は、まず切れ味がちがいます。
新しい爪ヤスリは、女性の爪に優しいように以前のものよりも目を細かくしましたが、それも熟練の彼女が試行錯誤しながら決めました。
切れ味もさることながら、使い勝手が柔らかで爪の仕上がりも滑らかになりました。」

しかも、この爪ヤスリ、爪の曲線に合わせてヤスリにカーブを付けているんです。
日本初の技術だそうで、とても使いやすいとのこと。
使ってみたいと思いませんか。
私も個人的に使ってますが、他のヤスリが使えなくなりますよ。

新潟・燕三条で創業1941年
日本で、アジアで、自動車部品の金属プレス加工なら相栄産業




ーーーー